元ゴールドマンサックス幹部がリップル社へ、韓国新韓銀行がブロックチェーンを活用した貸付プラットフォーム導入などのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

元ゴールドマンサックスの幹部がリップル社へ参画

・The Blockの取材によると、元ゴールドマンサックスの幹部ブレアナ・マディガン氏がBlockChain.comを経て、リップル社へ参画したことが明らかになった

・ブレアナ氏は、「Rippleに参画し、グローバル機関投資家チームを率いることを非常にエキサイティングに感じる」と語り、「デジタル資産を世の中の潮流とし、グローバルな決済システムを生み出していきたい」とコメントをしたとのこと

韓国の新韓銀行がブロックチェーンを活用した貸付プラットフォームを導入

・韓国の新韓銀行がブロックチェーンの技術を活用した非対面融資業務に必要な証明書類を検証するシステムを国内で初めて導入したことを27日地元メディアが報じた

・今回開発されたブロックチェーン資格検証システムは、所属機関や銀行がブロックチェーンの技術を使用して、一種の暗号化されたワンタイムパスワードの情報を登録・照会して、顧客が所属機関の資格認定とその他の証明事実をモバイルやPCに簡単に確認できるようになっており、対象商品の制限がなく、導入コストが安いという利点があるとのこと

・新韓銀行の関係者は、「ブロックチェーン資格検証システムの導入が非対面商品の活性化に寄与すること」とし「多様な非対面商品発売で、お客様の利便性の向上とアクセスの拡大のために努力する」と述べている

LendEDUがFacebookが開発していると報じられている「Global Coin」への期待度の調査を発表

・LendEDUが、Facebookが2020年にローンチすると報じられているステーブルコイン「Global Coin」はクリプト業界に興味を持つ人を増やす可能性があるという調査結果を発表した

・この調査は2日間でアメリカ人1000人に対して実施され、その結果、回答者の91%がイーサ、ビットコイン、リップルのような有名通貨には投資していないと答えているが、18%は「Global Coin」に投資することに興味があると答えている

・なお、他の18%は投資するかどうか自信がないと答え、残りの64%は興味がないと答えている

・この調査からFacebookの「Global Coin」については通常の仮想通貨よりも一般層に受け入れられやすい可能性を感じることができる

コンセンシスがブロックチェーンデベロッパーになるための「Blockchain Developer Job Kit」公開

・コンセンシス(Consensys)がブロックチェーンデベロッパーになるためのスキルを学ぶリソースとして「Blockchain Developer Job Kit」を公開した

・コンセンシスの公式サイトでメールアドレスを登録するとこのKitがダウンロードできる

・内容としてはブロックチェーン業界の企業リストや給与、開発者になるための必要スキルや業界知識、学ぶためのリソースなどが紹介されている

 

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(images:iStock / artsstock)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。