クリプトドットコムがグローバルレストランガイドのラ・リストと提携
暗号資産(仮想通貨)取引所クリプトドットコム(Crypto.com)が、グローバルレストランガイド「ラ・リスト(La Liste)」との提携を11月28日発表した。
今回の提携によりクリプトドットコムは、「ラ・リスト」の代表的な年次イベント「ラ・リストガラ(La Liste Gala Presentation)」の公式web3パートナーとして参加するとのことだ。
なお両社によるweb3に関する取り組みの詳細については、今回発表されていない。
「ラ・リスト」は、フランス発のレストランガイドで、毎年発表される「世界のベストレストラントップ1000」で世界的に知られている。また2015年の発売以来、現在200カ国で展開され、1000の出版物と15万以上のダウンロードを誇るアプリを提供している。
今年で7回目の開催となる「ラ・リストガラ」は、世界トップのシェフたちが豪華な式典で表彰されるもので、11月28日にフランス・パリの外務省ケ・ドセーでの開催が予定されている。
クリプトドットコムの最高執行責任者のエリック・アンツィアーニ(Eric Anziani)氏は『進化を続けるデジタル世界においてweb3は、文化とつながりをさらに促進するための機会を提供する。我々は世界的に有名な瞬間を次のレベルのエンゲージメントに引き上げるために「ラ・リスト」と提携できることを誇りに思う』とリリースで述べている。
また「ラ・リスト」のCEOであるフィリップ・フォーレ(Phillippe Faure)氏は「クリプトドットコムと革新的なコンテンツやコンセプトを作成することに興奮している」とコメントしている。
クリプトドットコムは今年10月、フランスのパリに欧州地域本部を設立することと、同本部に約213億円(1億5000万ユーロ)を投資すると発表していた。
また、同社は9月にフランスでデジタル資産サービスプロバイダー(DASP)として同国金融庁に登録されており、フランス居住者に対し、現地の規制に準拠した一連の商品・サービスを提供できるようになっていた。
欧州地域本部への投資はDASPの登録完了に続く動きとなっており、クリプトドットコムはフランスでの長期的なコミットメントに向け、投資資金を同本部の設立に加えコンプライアンスや事業開発、地元の人材雇用に充てるとしていた。
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参考:Crypto.com
デザイン:一本寿和
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