Yuga Labs、「CryptoPunk #305」をマイアミ現代美術館に寄贈

ユガラボ、「CryptoPunk #305」をマイアミ現代美術館に寄贈

人気NFTプロジェクト「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」や「クリプトパンクス(CryptoPunks)」、「ミービッツ(Meebits)」を展開するユガラボ(Yuga Labs)が、マイアミ現代美術館(ICAマイアミ)に「CryptoPunk #305」を寄贈することを11月15日発表した。

この取り組みはユガラボの「パンクスレガシープロジェクト(Punks Legacy Project)」の第1弾となるものだ。このプロジェクトは、世界中の主要な現代美術館へ「CryptoPunk」の寄贈と設置をすることで、ポップカルチャーとアートの歴史に「クリプトパンクス」を定着させることを目指したもの。ユガラボは今後1年間世界中の美術館に「CryptoPunk」を提供していくとしている。

また「CryptoPunk #305」が提供された理由は、マイアミの市外局番が「#305」であるからとのこと。

なお「CryptoPunk #305」は12月3日から年末まで展示されるとのことだ。

ユガラボの共同創設者であるグレッグ・ソラノ(Greg Solano)氏は「ユガラボの共同設立者であるワイリー・アロノウ(Wylie Aronow)と私は、マイアミで生まれ育ちました。私たちの目標の1つは、この都市全体に投資することです。私たちの故郷であるICAマイアミでパンクスレガシープロジェクトを開始し、私たちのコミュニティや市外局番を反映したパンクを発表できることを嬉しく思います」とコメントしている。

なおユガラボは10月、マイアミの芸術と教育イニシアチブを支援するために100万ドルを利用することを発表している。このプログラムは「ベンチャーマイアミ奨学金基金(Venture Miami Scholarship Fund)」への30万ドルの寄付から開始しているとのことだ。

関連ニュース

クーコインがNFT分割所有トークン「NFT ETF」販売、BAYCやクリプトパンクスなど

クリプトパンクのNFTアート、クリスティーズにて約18.5億円で落札

CryptoPunk5822、シリーズ最高額約27億円で取引

マイアミの人気ナイトクラブ、BAYCを約4,500万円で購入

米マイアミ市NFT販売へ、TIME・マスターカード・セールスフォースと提携

参考:ユガラボ
デザイン:一本寿和

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

広告

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している