コロプラ、ブロックチェーンゲーム子会社設立
コロプラが、ブロックチェーンゲームの事業を行う100%子会社Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)設立を11月9日発表した。同子会社は世界市場に向けた事業展開を行っていくという。
ブリリアンクリプトの事業内容は「ブロックチェーン技術または暗号資産、NFTを活用したGameFiなどのサービスの開発および配信」となっている。
コロプラは現在リリースされているP2E(Play to Earn:遊んで稼ぐ)型のゲームについて「持続可能性に課題がある」と述べており、今回同社は「Proof of Gaming」という新しいコンセプトを考案し、持続可能なP2E実現を目指すとのこと。
その他今後の予定や採用するブロックチェーンなどの詳細については、今回の発表では明かされていない。
なおブリリアンクリプトの代表取締役は、コロプラの創業者で代表取締役会長兼チーフクリエイターである馬場功淳氏が務めるとのことだ。
国内ブロックチェーンゲームの動向として、gumiやバンダイナムコ研究所、Com2uS(カムツス)、CryptoGames(クリプトゲームス)、netmarble(ネットマーブル)、neowiz(ネオウィズ)、SEGA(セガ)、グリー、スクウェア・エニックスなど21社が初期バリデータとして参加するゲーム特化のブロックチェーン「オアシス(Oasys)」が年内ローンチに向けて始動している。
またオアシスの初期バリデータでもあるグリーは、レイヤー1ブロックチェーン「アバランチ(Avalanche)」の開発を主導する米アバラボ(Ava Labs)と10月に提携しており、アバランチブロックチェーン上にゲームを配信する予定であることも発表している。
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参考:コロプラ
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