メルカリでビットコイン購入可能に、来春予定

メルカリでビットコイン購入可能に、来春予定

メルカリが、メルカリグループの日本事業におけるフィンテックの位置付けと今後の取り組みを発表する「メルカリ Fintech事業戦略発表会 2022」を11月8日に開催した。
 
この発表会では、メルカリとして初となるクレジットカード「メルカード」の提供、常時ポイント還元の開始、暗号資産事業の方向性について中心に説明された。具体的に2023年春にはこれまで拡大してきたメルカリのエコシステムに暗号資産が加わり、メルカリアプリから暗号資産(ビットコイン)を簡単に購入できる機能の提供を開始する予定だという。

なおすでに本人確認済みのユーザーであればメルカリアプリから最短1分で申込みが完了し、メルカリで不要品を売って得た売上金を利用して、メルカリアプリ内から暗号資産を購入できるようになる予定とのこと。 ちなみに暗号資産を購入できる機能は、メルカリの100%子会社であるメルコインより提供されるとのこと。

またメルカリの累計4,800万人の顧客基盤をもとに、マーケットプレイスにおける商品の売買、フィンテックにおける決済・与信の連携を強化するとともに、モノやお金だけでなく、信用・NFTや暗号資産などあらゆる価値が循環するエコシステムを拡大していくという。

メルカリは今年6月に子会社メルコインが、資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者としての登録を完了した。メルコインはメルカリの子会社として、暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行うことを目的に、昨年4月に設立された企業である。

また昨年12月よりメルカリはプロ野球のパ・リーグ6球団およびパシフィックリーグマーケティングとNFT事業で連携し、パ・リーグ6球団の名場面やメモリアルシーンをコレクションできるサービス「パ・リーグ Exciting Moments β」を提供している。

参考:メルカリ

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この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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