メタマスクでNFT推定販売価格が鑑定可能に、NFTBankと提携で

メタマスクとNFTBank、NFT価格情報提供ツール開始

NFTポートフォリオ管理ツール提供「NFTバンク(NFTBank)」が、暗号資産(仮想通貨)ウォレット「メタマスク(MetaMask)」と提携し、NFTの価格情報提供ツール「メタマスクポートフォリオダップ(MetaMask Portfolio Dapp)」ベータ版をローンチしたことを11月3日に発表した。

「メタマスクポートフォリオダップ」はメタマスクを接続することで、5,000種類以上あるNFTコレクションの価格情報が取得でき、これによりユーザーは自身がメタマスクで所有するNFTの推定販売価格を確認できるとのこと。

「メタマスクポートフォリオダップ」では、「NFTバンク」の機械学習をベースとした「価格見積もり」機能を活用している為、90%以上の精度で個々のNFTの推定価格が算出されるとのことだ。

「NFTバンク」はNFTの価格情報について「これまでフロアプライスでは希少なNFTの価値を反映できず、販売価格ではNFTの現在価値をリアルタイムで反映できなかった」と説明している。

なおメタマスクの直近の動向として、今月1日に「MetaMask Grants DAO」の立ち上げを発表していた。

このDAO(自律分散型組織)は、従業員が主導して全額資金の提供を行うDAOとなっており、メタマスクのエコシステム内でインパクトのある体験を構築するコンセンシス社外の開発者に助成金を付与していくものだという。

関連ニュース

メタマスクが助成金DAO、コンセンシス全従業員参加し外部開発者支援へ

メタマスク、暗号資産やNFT一覧表示機能「Portfolio Dapp」β版を公開

コンセンシスとスタークウェア提携、メタマスク等に「ZK-Rollups」提供へ

楽天「Rakuten NFT」が暗号資産決済導入へ、メタマスクで

参考:NFTBank
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Adrian-Vidal

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

広告