ソニー銀行と千葉銀行が提携、ブロックチェーン活用の共同研究も

ソニー銀行と千葉銀行が業務提携でブロックチェーン共同研究

ソニー銀行と千葉銀行が業務提携し、デジタル技術や商品・サービスの相互提供や、テクノロジーの活用についての共同研究の実施を10月31日発表した。なお「テクノロジーの活用についての共同研究」には「ブロックチェーンの活用に関する共同研究」が含まれている。

異なるビジネスモデルを展開する両行は「それぞれが得意とする領域を活用しながら互いの戦略を補完することで大きなシナジーを生み出すことができる」としており、両行の持続的な成長と企業価値向上に資するとの判断から今回の提携に至ったとのことだ。

なお「ブロックチェーンの活用に関する共同研究」では、不動産ローン債権のセキュリティ・トークン化をはじめとするブロックチェーンの活用についてのユースケースを扱い、金融・非金融両分野でのサービス提供に向けた検討を行っていくとしている。

またその他にも、住宅ローンを利用する顧客の利便性向上に向けた、不動産テックやAI審査などのデジタル技術を活用した取り組みについての共同研究や、持続可能な社会の発展に向けた共同研究、「デジタル技術や商品・サービスの相互提供」として、最新デジタル技術やデバイスについて、金融・非金融両分野での活用方法を両行で共有し、最先端のサービスを顧客に提供することが発表されている。

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参考:ソニー銀行
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Ninja-Studio・YiuCheung

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。