クリプトドットコム、クロノス(CRO)上に「ゾイド」のゲームローンチへ

クリプトドットコムがACT Gamesと覚書締結

暗号資産(仮想通貨)取引所クリプトドットコム(Crypto.com)が、韓国のゲームソフトウェア開発スタジオACT Gamesとの覚書(MOU)締結を10月25日発表した。これによりACT Gamesは、クリプトドットコム開発のブロックチェーン「クロノス(Cronos)」上でゲーム開発し、リリースする予定とのこと。

クリプトドットコムによると今回締結された覚書は、ブロックチェーンベースのゲームを両社のIPやサービスを利用して開発することで、ブロックチェーンゲームやNFTプロジェクトを推進するというものだ。

クリプトドットコムはACT Gamesへ、支払いソリューション「Crypto.com Pay」とノンカストディアルウォレット「Crypto.com DeFi Wallet」を提供するとのこと。

なお「クロノス」上でリリースするのは、ACT Games開発のNFTトレーディングカードゲーム「ZOIDS WILD NFT ARENA」。同ゲームはタカラトミーが展開する玩具「ゾイド」シリーズのユニットが登場するゲームとのこと。

同ゲームに「クロノス」を利用することで、プレイヤーがゲーム内アセットを実際の所有者として保有でき、また購入や交換、強化が可能になるとのこと。

なお「クロノス」は、イーサリアム(Ethereum)とコスモス(Cosmos)2つのブロックチェーンテクノロジー両方を相互運用するブロックチェーンネットワークである。ネイティブトークンとして暗号資産CROを発行しており、その時価総額は約4175億円である(10月27日コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:クリプトドットコム
デザイン:一本寿和

images:iStocks/dalebor・BOTCookie

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属 格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。 SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

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