マスターカードとビットオアシス、中東・北アフリカで暗号資産払いデビットカード提供へ

マスターカードとビットオアシスが提携

北アフリカ(MENA)地域の大手暗号資産取引所ビットオアシス(BitOasis)がマスターカード(Mastercard)と提携し、中東・MENA地域で暗号資産(仮想通貨)決済できるデビットカードを提供することを10月15日発表した。このデビットカードは「BitOasis Mastercard Crypto Card」という名称だ。

このカードによりビットオアシスのユーザーは、自身がビットオアシスの口座で保有する暗号資産の残高を利用して、加盟店で法定通貨の支払いが可能になるとのこと。対象は世界に9000万以上あるマスターカード加盟店となる。

なおこのカードのローンチは「規制当局の承認を得た市場で 2023年初頭に発売される予定」とアナウンスされている。

マスターカードは今年8月、大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)と共に同取引所のアルゼンチンユーザーに対し、今回と同様のデビットカードを提供開始している。

またマスターカードは暗号資産(仮想通貨)取引サービス提供のhiとの提携により、利用者が保有するNFTをカード表面に表示できる「NFTカスタマイズ機能」を搭載した世界初のデビットカードを発表している。

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参考:BitOasis
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Yellow-duck

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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