サムスンがスマートデバイス向けセキュリティ、ブロックチェーン活用「Samsung Knox Matrix」発表

サムスンがマルチデバイスの保護へ

韓国サムスン(Samsung)が、スマートデバイス向けセキュリティプラットフォーム「サムスンノックスマトリックス(Samsung Knox Matrix)」を10月13日に発表した。

「ノックスマトリックス」は、サムスンの独自プライベートブロックチェーンが実装されており、接続されたデバイス間で機密情報を保護しながら認証情報を共有できるとのこと。

そのため同プラットフォームに接続されたスマートデバイスは、多層的な相互監視を通じてセキュリティを強化することで、不正アクセスから保護しながらログインプロセスをより便利にできるという。

またサムスンのデバイスが、アンドロイド(Android)やタイゼン(Tizen)などのOSをベースとしていた際も「ノックスマトリックス」は、統一されたセキュリティSDKを提供できるとのことだ。

これによりサムスンは、様々なサムスン製コネクテッドデバイスに共通するセキュリティ基準を推進していく予定とのこと。

なおサムスンは今年3月、NFTプラットフォーム付きのスマートテレビ開発にあたり、ニフティーゲートウェイ(Nifty Gateway)と提携している。また2022年版最新モデルのスマートテレビに、NFTプラットフォームを統合することを1月に発表していた。

関連ニュース

NFT対応テレビ開発、サムスンとニフティーゲートウェイ提携

サムスン、最新型TVにNFTプラットフォーム統合へ

サムスンがGalaxy S22など予約者にNFT配布へ、ThetaDropで

サムスン、メタバースDecentraland上にバーチャルストア出店

サムスンUS、カルダノ採用ブロックチェーンで植林活動を管理。veritreeと提携

参考:Samsung
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Woodkern

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された