世界一のYouTuberがブロックチェーンライブサービスDLiveと独占契約、コインベースカードがイギリスで運用開始、ALISが有料記事トークン購入機能搭載などのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

米ユーチューバーPewDiePieがブロックチェーンライブサービスDLiveと独占契約

・世界一のチャンネル登録数9,380万人をもつユーチューバー、PewDiePieがブロックチェーンベースのライブストリーミングサービスのDLiveと独占ライブ配信契約を結んだと発表

・DLiveはカルフォルニア州LinoNetwork社のブロックチェーンベースで作られたサービスで、毎月300万人以上のアクティブユーザーと35,000人のアクティブストリーマーを抱えており、その双方に報酬として独自トークンの「リノ・ポイント」を発行している

・PewDiePieのDLive初回配信は現地時間4月14日10:00からで、今後は週一回配信をする予定

・今回のPewDiePieとLinoNetworkの契約条件は明らかになっていない

コインベースが仮想通貨対応のデビットカードをイギリスにて運用開始

・Coinbaseが仮想通貨を決済に使用できるデビットカードをイギリスで運用を開始

・決済はCoinbaseアカウントの残高を直接利用でき、決済と自動に通貨(ポンド)に変換される。また、Coinbaseで扱いのある仮想通貨(11種類)全てが利用可能で、仮想通貨の残高は「CoinbaseCard」と呼ばれるアプリ上で管理ができる

・CoinbaseCardはVisaカードのためVisa対応の店舗であればどこでも使用が可能で、オンライン決済・非接触型決済・ATMからの引き出しにも対応している

コインハイブ事件で横浜地検が無罪判決を不服として控訴

・コインハイブ事件で不正指令電磁的記録保管の罪に問われたウェブデザイナーの男性(31)に無罪を言い渡した横浜地裁判決を不服とし、横浜地検が東京高裁に控訴したことがわかった

・弁護士ドットコムニュースの取材に弁護人の平野敬弁護士は「控訴趣意書が出ていないため、現時点ではどの点について反論しているのか不明だが、罰金10万円で控訴して東京高裁で争うということは、今後も控訴審において男性を拘束し続けるということ。罰金10万円という量刑の重さに比べて、人権侵害の度合いが見合っているのか」と控訴を疑問視

・一方で、「合同捜査本部を設置して、多くの当事者を巻き込んで捜査がなされている事件なので、上級審である東京高裁において、統一的な法判断を示すということには意義があると思う」ともコメントをしている

ALISが有料記事へのトークン購入機能を搭載

・ALISが第3弾のオープンベータ版をリリースし、ユーザーが有料記事にALISトークンで支払いができる機能を追加した

・有料記事に設定できる価格は1ALISから10,000ALISまでで、整数のみとなる

・記事購入時には記事販売手数料の10%を手数料としてALISを消去(バーン)し、その理由は実質的な価値向上のためとしている

お詫びと訂正「Augur(REP)がVersion2へアップデートすることが明らかに」

・昨日放送したニュース「Augur(REP)がVersion2へアップデートすることが明らかに」で「Version2へのSwichを60日以内にしなければ、所有しているREPは無価値になるので所持者は注意が必要」とコメントいたしましたが誤りでした。

・Augurのホワイトペーパー日本語翻訳者であるCrystalBallBe様よりツイッターでご指摘いただき 、正しくは「Version2に存在するマーケットでフォークが発生した場合、フォーク発生から60日以内にREPを移行しなければ無価値になる””可能性が高い””」とのことです。CrystalBallBe様、ご指摘ありがとうございました。

 

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(images:iStock /artsstock・antoniokhr)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している