保有暗号資産で決済可能「FTX Visaカード」、40ヵ国にサポート拡大へ

「FTX Visaカード」が40ヵ国で追加サポートへ

米暗号資産(仮想通貨)取引所FTX US提供の「FTX Visaカード」が、新たに40ヵ国で展開されることが10月7日発表された。なおFTX USは、暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXの米国法人だ。

このカードはFTXのアカウントとリンクしており、ユーザーは自身が保有する暗号資産で24時間365日決済が可能になる。FTX USは昨年3月より、同取引所の米国居住者ユーザーのみを対象に「FTX Visaカード」を発行していた。なおこのカードは管理手数料や処理手数料が無料でバーチャルカードではなく、実物のものとなる。

発表によると「FTX Visaカード」の展開はラテンアメリカ地域から始まり、年内にはヨーロッパ地域への展開が予定されているという。また来年にはアジア地域の国へサポート拡大する計画とのことだ。

なお今回の「FTX Visaカード」サポート拡大は、VisaとFTX US運営会社のウェスト・レアルム・シャイアーズ・サービス(West Realm Shires Services Inc.)およびFTXの運営会社FTXトーレーディング(FTX Trading Limited)とのグローバルパートナーシップにより、サービス拡大することになったようだ。

「FTX Visaカード」を入手するには、ウェイティングリストに必要事項を入力のうえ、申し込みをする必要がある。申込者が居住する地域でカードの利用が可能になり次第、メールが送信されるとのことだ。

ウェイティングリストのフォームには居住国を選択する箇所があり、「Japan」も選択できるようになっている。

またウェイティングリスト申し込みの対象国をカウントしたところ、現状では196ヵ国が選択可能だった。

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参考:FTX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/2Ban

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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