ビットバンクがカルダノ(ADA)取り扱いへ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンク(bitbank)が、暗号資産カルダノ:Cardano(ADA:エイダ)の取り扱い予定を9月29日発表した。国内暗号資産交換業者としては10社目の取り扱いとなる。
ビットバンクでのADA取り扱いは近日中に開始されるとのことで、発表日から「おおむね3営業日後」に予定しているとのことだ。なお対応チェーンは「Cardano」とのことで、ネイティブトークンのADAがサポートされる。
またビットバンクではADAを現物取引所(板取引)およびレンディングサービス「暗号資産を貸して増やす」にて取り扱うとのこと。
現物取引所における取引ペアはADA/JPYで、最小注文数量/取引単位は0.0001ADA、指値の場合の最大注文数量は2,000,000ADAとなっている。
またレンディングサービスの募集開始日はADAの取扱開始日と同日を予定しているとのことだ。なおビットバンクの「暗号資産を貸して増やす」では、ビットバンクとユーザーが暗号資産の消費貸借契約を締結し、ユーザーが最大年率3%の暗号資産を1年後に受け取ることができるサービスだ。
なおADAが予定通り上場すれば、ビットバンクは合計20銘柄の暗号資産を取り扱うことになる。
現在ビットバンクの現物取引所では、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTUM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、オーエムジー(OMG)、シンボル(XYM)、チェーンリンク(LINK)、メイカー(MKR)、ボバネットワーク(BOBA)、エンジンコイン(ENJ)、ポリゴン(MATIC)、ポルカドット(DOT)、ドージコイン(DOGE)、アスター(ASTR)の取引が行われている。
なおその他にもフレア:旧名スパーク(FLR)の取り扱い予定も発表されており、現在上場待ちの状況だ。
ビットバンク事業開発部担当者へ取材
「あたらしい経済」編集部がADAの取り扱い理由について、ビットバンク事業開発部担当者へ取材したところ、以下の回答が得られた。
カルダノは、スケーラビリティ、相互運用性、サステナビリティの実現を目指す、スマートコントラクトプラットフォームです。ADAコインは、ブロックチェーンの安全性と分散性の向上を目的としたステーキングに使用できるだけでなく、プラットフォーム上のさまざまなアプリケーションやサービスにも使用されることが想定されています。
2017年9月より稼働を開始したカルダノは、高い技術力を誇ることで広く知られており、世界中に多くのファンを持つプロジェクトです。bitbankでは、カルダノ(ADA)についてより多くの方に知っていただき、新たな取引機会を提供するために、選定を行いました。
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参考:ビットバンク
デザイン:一本寿和
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