チリーズ(CHZ)の「Socios. com」、マレーシアのサッカークラブ「ジョホール」と提携

Socios.comがマレーシアサッカー「ジョホール」と提携

ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を運営するチリーズ(Chiliz)が、マレーシアのサッカークラブ「ジョホール・ダルル・タクジムFC(JDT FC)」と提携したことを9月26日発表した。

なお「Socios.com」がマレーシアのサッカークラブと提携するのは初の事例。

今回の提携により「JDT FC」の公式ファントークン「$JDT」が発行予定であることも明かされている。

ただし具体的な「$JDT」の発売日、ファントークンオファリング(FTO)の価格、その他の詳細については、今回発表されていない。

「Socios.com」とは

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

チリーズは、アメリカンフットボール、バスケットボール、クリケット、サッカー、ゲーム、アイスホッケー、MMA、モータースポーツ、ラグビー、テニスといった10競技において、既に25カ国で150を超えるスポーツ組織と提携している。

また欧州の多くのプロサッカークラブでトークンを発行している他、北米ではMLS加盟全28チーム中27チームと提携している。なおサッカーだけでなく、NBAでは現在「Socios.com」と提携するNBAチームは全30チームのうち28チームで、その他にもNFLやNHLとの提携も行っている。また韓国やインド、インドネシア、ブラジル、メキシコなどのスポーツチームとも提携を進めており、国・ジャンルを問わず「Socios.com」は展開している。

また「Socios.com」で発行されている各スポーツチームのファントークンを購入するための暗号資産チリーズ(CHZ)は、9月21日より国内暗号資産取引所DMM Bitcoinが日本で初めて取り扱いを開始している。  

関連ニュース

チリーズ(CHZ)のソシオスドットコム、イタリアで暗号資産ライセンス取得

米eスポーツチーム「イモータルズ」、「Socios. com」でファントークン発行

アルゼンチンサッカー協会、チリーズ(CHZ)とバイナンスのファントークン二重契約問題に終止符か

国内初、DMM Bitcoinがチリーズ(CHZ)取扱いへ、アバランチ(AVAX)も予定

参考:ソシオスドットコム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/msan10

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

広告

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している