GMO Web3の新取締役にミスビットコイン藤本真衣、顧問には京大の首藤一幸やアスター渡辺創太が就任

GMO Web3が新たに取締役と顧問を選任

GMO Web3が新たに取締役として藤本真衣氏、顧問に首藤一幸教授及び渡辺創太氏を選任したことを9月26日発表した。

GMO Web3はGMOインターネットが、今年7月に新たに設立したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)だ。設立以来、国内Web3市場の活性化・Web3ベンチャーの成長促進を目的としてWeb3ベンチャーへの支援に取り組んでいるとのこと。

今回選任した3名は、GMO Web3の取り組み内容のより一層の充実や支援体制の強化を図るべく行われたとのことだ。

藤本真衣氏はBlockchainPROseedのCo-founderで、かねてより「ミスビットコイン」の愛称でブロックチェーン・暗号資産(仮想通貨)領域の普及活動を行ってきた人物だ。

また首藤一幸(しゅどうかずゆき)教授は京都大学の学術情報メディアセンター教授であり、コンピュータ科学・工学分野を専門に活動している。同氏はスタートアップ企業の取締役最高技術責任者としてpeer-to-peer映像配信技術の開発と事業化を行うなど、幅広く深い知識と経験を有する人物として知られている。

また渡辺創太氏は、日本発のパブリックブロックチェーンである「アスターネットワーク(Astar Network)」のファウンダーであり、同ブロックチェーンの開発を主導するステイクテクノロジーズ(Stake Technologies)のCEOを務める人物だ。なお「アスターネットワーク」のネイティブトークンASTRは、今回の発表と同日26日より暗号資産取引所ビットバンクで国内初の取扱い開始となっている。

その他のGMO Web3取締役

GMO Web3の会長はGMOインターネットの代表取締役グループ代表である熊谷正寿氏が務めている。またその他取締役には、米国で日本円ステーブルコイン「GYEN」を発行するGMOトラスト(GMO-Z.com Trust Company, Inc.)からCEOの中村健太郎氏やGMOグループ企業から数名の取締役が選ばれている。

また外部からも取締役として森・濱田松本法律事務所の増島雅和弁護士やドリコムの代表取締役社長である内藤裕紀氏が就任しており、元ディー・エヌ・エー代表取締役社長兼CEOの守安功氏がGMO Web3の顧問に就いている。

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参考:GMOインターネット
デザイン:一本寿和
images:iStocks/koyu

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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