FTXグローバル、DeFiの「Euler Finance(EUL)」取り扱いへ

FTXグローバルがEUL取り扱いへ

海外暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所のFTXグローバルが、新たに暗号資産ユーラーファイナンス:Euler Finance(EUL)を取り扱うことを9月20日発表した。

EULは現物取引で取り扱われるとのことで、取引ペアについてはEUL/USDとなっている。

取引開始については日本時間9月21日の23時(UTC:同日14:00)に開始される予定であり、入出金については既に開始されている。

ユーラーファイナンス:Euler Finance(EUL)について

EULは、任意のトークンでロングまたはショートポジションが持てるDeFi(分散型金融)プロトコル「ユーラーファイナンス(Euler Finance)」のガバナンストークンだ。同プロトコルでは、利回りを得るためにトークンの貸し出しや借り入れができる。

EULは現在、暗号資産取引所であるフオビグローバル(Huobi Global)やエムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、分散型取引所(DEX)のユニスワップV3(Uniswap V3)など多くの取引所で取り扱われている。

なお現在のEULの時価総額は約112億円となっている(9/21コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

FTXグローバル、ソラナの「Metaplex(MPLX)」を取り扱い開始

FTXグローバル、「Ravencoin(RVN)」と「Flux(FLUX)」を無期限先物で取り扱いへ

Sui開発のミステンラボがFTXらから約430億円調達、a16zや電通ベンチャーズも参加

FTX JPで「アバランチ(AVAX)」上場、国内2例目

韓国釜山市がFTXと提携しブロックチェーン推進、バイナンスとの提携に続き

参考:FTX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属 格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。 SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

広告

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している