無登録の仮想通貨換金代行業者が約2億円の所得隠し、米デンバーがBCモバイル投票アプリ開発、ユニティがデジタルトークンの交換等の特許申請などのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

無登録の仮想通貨換金代行業者が約2億5000万円の所得隠し

・無登録で仮想通貨換金代行を行っていた業者「FORBES」(フォーブス、東京港区)が、東京国税局の税務調査で2018年5月期に約2億5000万円の所得隠しを指摘されていたことが明らかに

・同社は個人が相対取引で購入した仮想通貨をブローカー経由で受け取り、金融庁に登録する正規の交換業者で換金しその手数料を得ていたが、一部しか申告していなかった

・同社の18年5月期の売上は約6億円で、換金した仮想通貨は数百億円と予想される

NEM財団が新体制への移行に向けて資金調達情報など現状報告

・NEM財団は、ファンド形成のための運営資金として3月7日に最初の受取金額となる2,500万XEMを受け取った。総額の資金調達額は2億1000万XEMになると見込みで、今回は分割での資金調達

・NEM財団は、資金調達情報以外にも、NEM.io財団のカタパルトへの貢献と新体制へ移るために設置された移行チームについても発表した

米デンバーが国外有権者向けにブロックチェーン使ったモバイル投票アプリを開発へ

・米コロラド州デンバーがブロックチェーン技術を使用した、スマートフォン電子投票アプリを開発と、地元の選挙関連の慈善活動を行うタスク・フィランソロピーが発表

・このアプリ開発のためにヴォーツ、タスク・フィランソロピー、サイバーセキュリティ関連、非営利組織「ナショナル・サイバーセキュリティ・センター(NCC)」3社と提携

・国外在住の有権者を対象とし、2019年5月開催の地方選挙に向け開発を進める ・ブロックチェーンを使用した投票アプリの開発は、ウェストバージニア州に続き2例目となる

ユニティ・テクノロジーズがデジタルトークンの交換・配信の特許申請

・ゲームエンジン「ユニティ(Unity)」開発元であるユニティ・テクノロジーズがブロックチェーン技術を使ったデジタルトークンの交換・配信の特許「System and method for digital token exchange and delivery 」を国特許商標局に3月5日に申請

・ユニティは世界で多く使われているゲームエンジンであり、このユニティにトークン発行等の機能が備われば、ゲーム業界において暗号資産を利用したプロダクトが多く出ることが期待できる

「tech boost」が2019年3月より学習料金体制を変更し、入学金と社会人は月29,800円/学生は月19,800円でプログラミングが学び放題に

・「tech boost」は株式会社 Branding Engineerが運営するブロックチェーンが学べるプログラミングスクール

・その「tech boost」が2019年3月より学習料金の体制変更し、入会金と、社会人は月29,800円/学生は月19,800円でプログラミングが学び放題に

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この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している