仮想都市「神椿市」の「KAMITSUBAKI DAO」、FiNANCiEでトークン発行

web3コミュニティ「KAMITSUBAKI DAO」がFiNANCiEでトークン発行

次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」が、仮想都市「神椿市」のメタバースを共創するweb3コミュニティ「KAMITSUBAKI DAO」のトークン新規発行と販売開始を9月16日発表した。

「KAMITSUBAKI DAO」は、THINKR(シンカー)社運営のクリエイティブスタジオ「KAMITSUBAKI STUDIO」が2019年より進めているオリジナルストーリー内に概念としてのみ存在する「神椿市」を独自のメタバースとして建設することを目指して設立されたDAO(分散型自立組織)プロジェクトだ。

なお同プロジェクトは今回のトークン販売によるファンディング開始と共に立ち上げられるとのこと。

「KAMITSUBAKI DAO」の活動として、「神椿市」の建設をプロジェクトのトークンを購入したサポーターと進める他、独自のNFTアイテム「KAMITSUBAKI Resident Genesis」の開発・配布を行うとのこと。

またトークン購入の特典として、コミュニティへの参加権や、投票企画および抽選応募への参加権、「KAMITSUBAKI Resident Genesis」の優先購入権、記念コレクション取得の権利がサポーターへ付与されるとのこと。

なお「KAMITSUBAKI Resident Genesis」は、特定の条件下で自動生成され、1つ1つの見た目が全て異なるジェネレーティブNFTとのことだ。

また投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。

なお「FiNANCiE」で発行されているトークンは、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもないとのことだ。

また今回の初回ファンディングでは、全トークン購入者に1人1個「メンバーシップバッジNFT」を配布するとのこと。

「メンバーシップバッジNFT」は「KAMITSUBAKI DAO」に初期から賛同した証となる記念バッジで、その絵柄は共通となるが、固有のシリアルコードが割り振られているとのこと。

さらに販売コースに応じては、デジタルフィギュア「KAMITSUBAKI COLLECTIBLES」をリターンとして送るとのことだ。

トークン販売(ファンディング)の実施期間は9月16日18時から10月31日21時が予定されている。

なおトークン販売メニューは全14種類が用意されており、公開されている支援コースは10,000ptのものから10,000,000ptのものまであり、それぞれで獲得できるトークン数と特典が異なる。

例として限定5口の10,000,000ptのメニューでは10,000,000pt分のトークン付与に加え、「メンバーシップバッジNFT」、「投票企画・抽選応募への参加権」、「KAMITSUBAKI Resident Genesisの優先購入権」、「KAMITSUBAKI Resident Genesisのエアドロップ(10個)」、「KAMITSUBAKI COLLECTIBLESのデジタルフィギュア5種」、「神椿市メタバース内でのスポンサー広告掲示」、「2025年までにリリース予定の神椿市を舞台とした各種ゲーム・ライブでのエンドロール掲載」などが用意されている。

なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。

「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、「KAMITSUBAKI DAO」より以下のコメントを得た。

『KAMTSUBAKI STUDIOは、多種多様な次世代のクリエイター達と共にネットカルチャーの最先端を産み出す、YouTube発のクリエイティブレーベルであり、新時代のアーティストマネジメントです。同スタジオ所属のバーチャルシンガー・花譜は今年2022年8月24日に、バーチャルシンガーとしては初の日本武道館公演を成功させました。

Web3コミュニティ「KAMITSUBAKI DAO」の活動を通して、我々がこれまでファンの皆さんと共に開発してきたオリジナルの架空都市「神椿市」を、独自のメタバースとして建設することを目指します。トークン発行型のクラウドファンディングを活用し、共にKAMITSUBAKIの価値を高めていくことが出来たらと思っています。皆さまのご参加を心よりお待ちしています』

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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