Liquid by FTXが現物取引の提供終了へ、FTXJPへサービス移行で

Liquid by FTXが現物取引サービス終了

国内暗号資産(仮想通貨)取引所Liquid by FTX(リキッドバイFTX)が、同社提供の現物取引サービスを終了することを9月14日に発表した。

発表によると9月29日13:00に同サービス終了予定とのこと。なおサービス終了時点で未執行の注文は取消になるという。

またサービス終了にともない、同サービスには9月29日より暗号資産および日本円の入金を停止する。出金に関しては通常通り利用することができる。

FTXは今年2月、国内暗号資産取引所「Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)」の親会社リキッドグループを買収した。それにより「Liquid by Quoine」運営元のQUOINE(コイン)株式会社が、FTX Japan株式会社に社名変更した。

その後FTX Japan株式会社は、旧Quoineの取引所を「Liquid by FTX」と名称変更し、別に新たな取引所「FTX Japan」を立ち上げた。そのためFTX Japan株式会社は現在日本で「Liquid by FTX」と「FTX Japan」の2つの取引所サービスを展開している。

しかし先日から「Liquid by FTX」は「FTX Japan」へサービス移行を進めており、8月31日にレバレッジ取引を終了している。また今回で現物取引サービス終了と入金停止することで、実質的に「Liquid by FTX」のサービスが終了したといえる。

「Liquid by FTX」は「Liquid by FTXの長らくのご利用、誠にありがとうございました。FTX Japanではより進化した商品やサービスを提供して参りますので、今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます」とコメントしている。

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属 格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。 SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

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