内閣官房初のNFTがHAZAMA BASEで作成
bitFlyer Holdings(ビットフライヤーホールディングス)、IndieSquare(インディスクウェア)、TREE Digital Studio(ツリーデジタルスタジオ)、友成工芸の4社協働により、「令和4年度夏のDigi田(デジデン)甲子園」の表彰式において授与された副賞のトロフィーとNFTの作成を行ったことが9月2日発表された。4社は内閣官房初のNFTを作成したとのことだ。
「夏のDigi田甲子園」とは、デジタル技術を活用して、地域の課題解決や住民の暮らしの利便性と豊かさの向上や地域の産業振興につながる創意工夫あふれる優れた取り組みを行う地方公共団体を対象に、内閣総理大臣が表彰をする大会だ。国民のインターネット投票と有識者による審査会によって、4部門で優勝・準優勝・ベスト4を決定するという。
9月2日に行われた「夏のDigi田甲子園」で受賞者に渡されたNFTは、インディスクウェアが5月に提供開始したweb3ソリューション「HAZAMA BASE(ハザマベース)」によって作成されたという。
インディスクウェアによると今回のNFTは、譲渡や売買することができない「POAP:ポープ」としてパブリックブロックチェーン「イーサリアム」上で発行されたとのことだ。
なお同社は、「POAPの発行には、スマートコントラクトの高度な知識が必要でしたが、当社で開発したHAZAMA BASEを活用いただくことで、ノーコードで誰でも簡単にNFTが発行できます」と説明している。
なお「HAZAMA BASE」は、5月に開催された自民党青年局会議・研修会で配布されたNFTの発行に採用されていた。この際に配布されたNFTも「POAP」だった。なおこのNFTは研修会参加者に対して出席証明・記念バッジとして配布され、また政策コンテストの表彰者に配布することを予定しているとしていた。今回の「夏のDigi田甲子園」がそれにあたると思われる。
NFTとは
「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。
なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。
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参考:夏のDigi田甲子園・ビットフライヤーHD
デザイン:一本寿和
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