コインチェックでDOT上場へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェック(Coincheck)が、新たに暗号資産ポルカドット(DOT)の上場予定を6月23日発表した。
コインチェックによるとDOTの取り扱い開始は9月1日の午後を予定しているとのこと。
対象サービスは「Coincheck(WEB)およびCoincheckアプリにおける送金・受取・購入・売却」の他、「Coincheck貸暗号資産サービス」および「Coincheckつみたて」となる。
コインチェックではDOT上場により、全19銘柄の暗号資産を取り扱うことになる。現在同取引所では、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)※板取引のみ、リスク(LSK)、リップル(XRP)、ネム(XEM)、シンボル(XYM)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTEM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、オーエムジー(OMG)、パレットトークン(PLT)、ザ・サンドボックス(SAND)の取引が行われている。
ポルカドットとは
ポルカドットは異なるブロックチェーンの相互接続(インターオペラビリティ)を目指すプロジェクト。イーサリアムの共同創設者兼元CTOであるギャビン・ウッド(Gavin Wood)氏を中心としたWeb3 Foundation(Web3ファウンデーション)が主導して開発を行っている。
ポルカドットの特徴としては、メインのネットワークで最終的に取引が記録される「リレーチェーン」と、その「リレーチェーン」に接続される個別のブロックチェーンである「パラチェーン」によってプロトコルが構成されている。「パラチェーン」は、外部の開発者がカスタム可能なブロックチェーンで複数存在し、DeFiやNFTなどさまざまなユースケースを実現できる仕組みになっている。
なお日本発のパブリックブロックチェーンであるアスターネットワーク(Astar Network)は、ポルカドットのパラチェーンとして接続されている。ポルカドットの現在の時価総額ランキングは11位でその額は約1.1兆円となっている(8/23コインマーケットキャップ調べ)。
なお国内暗号資産取引業者としてDOTを取り扱うのは、コインチェックで14社目となる。
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参考:コインチェック
デザイン:一本寿和
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