美ら海ゴミゼロプロジェクト、FiNANCiEでトークン発行
次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」が、「美ら海ゴミゼロプロジェクト」のトークン発行と販売開始を8月17日に発表した。
「美ら海ゴミゼロプロジェクト」は、スキューバダイビング事業を展開する有限会社グローバルスタンダードが発足したプロジェクト。このプロジェクトは、沖縄本島と周辺離島海域における海岸・海洋ゴミやマイクロプラスチック削減に「楽しく/まじめに」取り組むことを掲げている。
また同プロジェクトとマリンレジャーとのマッチングにより、「ゴミ拾い」を次世代のマリンアクティビティとして楽しみながら「共に沖縄の豊かな海を守っていこう!」というメッセージを内外に向け発信していくという。
なお「美ら海ゴミゼロプロジェクト」には、ダイビングスクール「スキューバカンパニードルフィン」代表の高宮大輔氏と、水中ゴミ拾い専門の次世代ダイビングショップ「Dr.blue」代表の東真七水氏が発起人となり、フリーダイバー福田朋夏氏や水中写真家むらいさち氏など、各方面で活躍するアンバサダーがプロジェクトへの参加を表明している。
「美ら海ゴミゼロプロジェクト」は今回のトークン発行により、環境問題解決に取り組む人々と、それを応援し見守るだけであった人々がより身近なパートナーとして関わり合うことのできる仕組みづくりにチャレンジするとのことだ。
初回ファンディングで集まった支援金は、「美ら海ゴミゼロプロジェクト」の運営資金に利用するとのこと。またオーナーとサポーターの双方向のコミュニケーションを促す企画として「運営状況の可視化・日々の活動の共有」や「海にまつわる豊富なチャンネル展開」、「トークン投票」を実施していくとのことだ。
投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組み(1人1票として実施する場合もあり)となっている。なお「FiNANCiE」で発行されているトークンは、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもないとのことだ。
トークンの初回販売期間は8月17日10時から9月30日20時の予定。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。
トークンの販売メニューについては、5,000pt~300,000ptまでの価格で全7種類が用意されており、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。
150,000ptのメニューは合計で10口用意されており、150,000pt分のトークン付与に加え、「東 真七水が直接指導!ダイビングライセンス取得コース受講権」や「プロジェクトHPにお名前掲載」などが特典として用意されている。その他のメニューでも「プロジェクトスポンサーシップ(1年)」や「プロジェクト関連イベントの優先案内」など多くの特典がある。
「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、水中ゴミ拾い専門店「Dr.blue」代表 東 真七水氏より以下のコメントを得た。
『「1人の100歩より100人の1歩」この言葉を大切にしながら、FiNANCiEを通じて皆さんと一緒に活動を盛り上げることができれば大変嬉しいです。よろしくお願いします!』
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