KLAYがビットポイントで国内初上場
国内暗号資産(仮想通貨)取引所BITPOINT(ビットポイント)が新たに暗号資産「クレイトン:Klaytn(KLAY:クレイ)」の上場を8月4日発表した。
なお「KLAY」の取り扱いは国内取引所において初となる。またBITPOINTが直近で取扱を開始した銘柄としては5月のアイオーエスティー(IOST)がある。
発表によると「KLAY」はBITPOINTの「暗号資産交換所」サービスで取引が開始となっている。またレンディングサービス「貸して増やす」でもサポートされる予定だ。ただし「KLAY」の入出金サービスについては現状未定とのこと。
BITPOINTでは「KLAY」上場により、全14銘柄を取り扱う事となった。現在の取り扱い銘柄はビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、トロン(TRX)、エイダ(ADA)、ジャスミー(JMY)、ポルカドット(DOT)、チェーンリンク(LINK)、ディープコイン(DEP)、アイオーエスティー(IOST)、そして「KLAY」となる。
KLAYは、韓国のメッセージングアプリ「カカオトーク」やマンガアプリ「ピッコマ」を運営するカカオが2019年6月にローンチした独自パブリックブロックチェーン「Klaytn」で発行される暗号資産だ。クレイトンの評議会メンバーにはLG Electronics、UnionBank、SKTelecomや大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス、日本からはgumi、coconeが参加している。
海外ではバイナンス(Binance)やコインワン(Coinone)、ゲート(Gate.io)、クーコイン(Kucoin)をはじめとした多くの取引所で取り扱われている。なお現在の「KLAY」の時価総額は1168億円となっている(8/4コインマーケットキャップ調べ)
あたらしい経済編集部はビットポイントジャパン代表取締役の小田玄紀氏に今回KLAYを上場選定した理由について質問し、以下の回答を得た。
「KLAY(クレイ)がKakao社によって開発された暗号資産であり、幅広いユーザーに対してユースケースを備えている点を注目させて頂きました。また、KLAYはKlaytn(クレイトン)という独自ブロックチェーンで発行されていますが、このKlaytnブロックチェーン上でNFT発行が可能であったり、メタバース分野にも注力していることから、KLAYの展開可能性が日本でも検討出来ると考えています」
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参考:ビットポイントジャパン
デザイン:一本寿和
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