米コインベース、Stargate Finance(STG)とKingdoms Area(LOKA)上場へ

米コインベースでSTGとLOKA上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産スターゲートファイナンス:Stargate Finance(STG)とリーグ・オブ・キングダム・エリア:League of Kingdoms Area(LOKA)を上場することを8月4日発表した。

両銘柄は流動性条件が満たされ次第、「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて、8月4日9時(太平洋標準時)以降に取引開始される予定だ。

取引ペアについては、両銘柄それぞれUSDをサポート後、段階的にUSDTをサポートするとのこと。日本はサービス提供対象外となっている。

なおコインベースでの直近の新規銘柄上場として、スーパーレア(RARE)とティーイーフード(TONE)を8月2日より取り扱い開始している。

スターゲートファイナンス:Stargate Finance(STG)

スターゲートファイナンスは、複数のブロックチェーン間で資金の移動を可能にするクロスチェーン対応のDeFi(分散型金融)プロジェクト。またスターゲートファイナンスは、「LayerZero」と呼ばれるプロトコル上に構築されており、STGは「LayerZero」上に存在する全てのチェーン間を自由に移動できるネイティブトークンだ。STG保有者は、STGをロックして、スターゲートのガバナンストークン、veSTGを受け取ることができる。

現在STGは、フォビグローバル(Huobi Global)やFTX、ゲート(Gate.io)、MEXCなどの多くの暗号資産取引所の他、ユニスワップV3(Uniswap V3)やパンケーキスワップ V2(PancakeSwap V2)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約73億円となっている(8/4 コインマーケットキャップ調べ)。

リーグ・オブ・キングダム・エリア:League of Kingdoms Area(LOKA)

リーグ・オブ・キングダム・エリアは、ブロックチェーンベースのP2E(Play to Earn:遊んで稼ぐ)オンラインMMORPGゲームだ。LOKAはゲーム内アイテムの購入や、ステーキング、ガバナンストークンとして利用される。

現在LOKAは、バイナンス(Binance)やフォビグローバル(Huobi Global)、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)などの暗号資産取引所で取り扱われている。なお時価総額は約27億円となっている(8/4 コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:Twitter
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。