フィナンシェがIEO支援事業、Light「PLMトークン」IEOサポートへ

フィナンシェがIEO支援事業を開始

NFT事業やファントークン発行プラットフォーム「FiNANCiE」を展開するフィナンシェが、新たにIEO支援事業を開始したことを7月29日発表した。フィナンシェは同事業にて、次世代型配信プラットフォーム「palmu(パルム)」を運営するLight(ライト)と国内IEO実現に向けたパートナーシップ契約を締結したことも併せて発表している。

IEO(Initial Exchange Offering)とはトークンによる資金調達を暗号資産取引所が支援し、具体的には主体となって発行体のトークンを販売するモデルのことだ。国内においてIEOを実施したのは、Hashpalette(ハッシュパレット)によるコインチェックでのパレットトークン(Palette Token/PLT)と、サッカーJ2リーグに加盟する「FC琉球」によるGMOコインでの「FCRコイン(FCR)」となっている。

なおフィナンシェは今後、国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックが提供する「Coincheck IEO」を利用して、「フィナンシェトークン」の発行・販売を行う予定だ。フィナンシェは「コインチェックとIEOプロセスを進めている中でそのノウハウが着実に蓄積されている」と述べている。

発表によるとフィナンシェのIEO支援事業では、同社のノウハウを活かし、トークンエコノミーの設計、新規暗号資産取扱申請関連資料の作成、トークン価値算定サポート、法務、会計、税務、ストラクチャー検討サポート等を行うとのことだ。

なおLightは先日25日、2023年夏に「PLMトークン」のIEO実施を目指し、国内暗号資産取引所GMOコインとIEOによる資金調達に向けた新規暗号資産販売検討に関する覚書を締結している。

フィナンシェは今回開始したIEO支援事業にて、このLightとGMOコインによるIEO実施への支援を行うことになる。

Lightは2020年4月に設立された企業で、株主としてB Dash Ventures、千葉道場ファンド、X Tech Venturesら、数社VCや個人投資家等が出資している。同社はIEOによって調達した資金をもとに、次世代型ライブ配信プラットフォーム構築に向けたプロジェクトを推進し、PLMトークンを活用したweb3型のライブ配信プラットフォーム提供を目指すとしている。

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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