web3の国家戦略特区目指す、福岡市がスタートアップからの規制改革提案を募集

福岡市がスタートアップからの規制改革提案を募集

福岡市が、「福岡市グローバル創業・雇用創出特区」の実現に向けて実施していた規制改革提案アイデア募集の期間を、8月10日まで延期することが分かった。

国家戦略特区は世界で一番ビジネスをしやすい環境作りを目的に、大胆な税制・制度の緩和等を行う制度だ。福岡市では、国家戦略特区を活用した規制改革・スタートアップ支援に積極的に取り組んでいる。

今年5月に内閣府により公開された福岡市の提案の中には、スタートアップの資金調達手段の拡大を目的とした「認定LPSが、暗号資産(ガバナンストークン)を発行する認定スタートアップに出資できるようにするとともに、GP及び認定スタートアップそれぞれにつき資格(暗号資産交換業)の登録を不要とする」という内容が盛り込まれたいた。

第30回 福岡市・北九州市 国家戦略特別区域会議 福岡市提出資料

なお今回のアイデア募集に応募のあったスタートアップ企業の中から、今年10月19日から21日に福岡市で開催の「B Dash Camp 2022 Fall in Fukuoka」での「特区規制改革ピッチ(仮)」への登壇企業が選ばれる予定とのことだ。

福岡市の担当者は「より多くの声を特区に反映させられるよう、期間を延長しました。web3時代のスタートアップ・エコシステムを構築し、イノベーションを牽引し、世界に羽ばたくスタートアップの成長に寄与したいと考えています。国内web3スタートアップ企業様のご応募お待ちしています」とあたらしい経済にコメントを寄せた。

→応募はこちらから(2022年8月10日締め切り)

 

Image:iSotck/Sean Pavone

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この記事の著者・インタビューイ

設楽悠介

「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長 幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス局で電子書籍事業や新規事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」ボードメンバー。福岡県飯塚市新産業創出産学官連携協議会委員。ポッドキャスターとして、Amazon Audible original番組「みんなのメンタールーム」や、SpotifyやAppleにてweb3専門番組「EXODUS」や「あたらしい経済ニュース、ビジネス系番組「二番経営」等を配信中。著書『畳み人という選択』(プレジデント社)。