ポルカドット(DOT)とコスモス(ATOM)間でトークンスワップ可能に、ムーンビームとオズモシス連携

ポルカドットとコスモス間でトークンスワップ可能に

ポルカドット(Polkadot)のパラチェーンであるムーンビーム(Moonbeam)が、コスモス(Cosmos)基盤の分散型取引所(DEX)オズモシス(Osmosis)と提携したことが7月25日に分かった。これにより、ポルカドットとコスモスのエコシステムの間でクロスチェーンでトークンスワップを可能になったとのことだ。2つの異なるブロックチェーン間でトークンをトラストレスに転送できるようになった。

クロスチェーンでのトークンスワップは、アクセラーネットワーク(Axelar Network)のプロトコルを介して行われるとのことだ。アクセラーネットワークはブリッジネットワークであると同時に、スマートコントラクトプロトコルのクロスチェーン通信のためのプラットフォームでもあるとのことだ。

なおアクセラーネットワークのホワイトペーパーによれば、同ネットワークはクロスチェーンゲートウェイプロトコル(CGP)とクロスチェーントランスファープロトコル(CTP)を提供しているとのことだ。またコンセンサスアルゴリズムはCosmos Hubと同様の委任型プルーフオブステーク(DPoS)モデルを採用。なおオズモシスは今年の6月よりアクセラーネットワークとの連携を開始しているようだ。

今回ポルカドットの「DOT」が、トークンスワップ可能な最初のトークンとなり、オズモシスで利用できるようになったという。そして将来的にムーンビームは、他のブロックチェーン基盤のトークンもオズモシスを介してコスモスエコシステムへアクセスするための機能を拡張していく方針だという。

参考:Moonbeam
デザイン:一本寿和
images:iStocks/
ustinroque・artacet

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

広告