英バークレイズ、暗号資産カストディCooperに出資か

英バークレイズがCooperに出資か

英バークレイズ銀行が、暗号資産カストディ企業コッパー(Cooper)へ出資する予定であると7月24日スカイニュース(Sky News)が報じた。

報道によれば、バークレイズは数百万ドル投資する予定だという。なおコッパーへの出資に関しては、数日以内に詳細が確定するという。

コッパーは昨年より数億ドル規模の資金調達を計画し動いている。なお今年3月にクーパーは米大手金融機関ステートストリート(State Street)と契約を締結した。その契約の目的は、ステートストリートの子会社であるステートストリートデジタルが、クーパーの技術を活用して機関投資家向けのデジタル資産カストディサービスを開発するためとのこと。

ただ両社は英国規制当局との承認プロセスの段階にあり、まだサービス開始には至っていないようだ。

なおバークレイズは今年5月に、機関投資家向けに暗号資産取引サービスを提供するエルウッドテクノロジーズ(Elwood Technologies)へ出資をしている。


参考:Sky News
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Christopher-Payne

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。