GMOコイン、Lightのライブ配信アプリ「Palmu(PLM)」のIEO検討開始

GMOコイン、ライブ配信アプリPalmu(PLM)の来夏のIEO検討

国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインが、同取引所で第2弾目となるIEO実施へ向け検討を開始したことが分かった。GMOコインとしては、今年5月に実施された「FC琉球」発行の「FCRコイン(FCR)」のIEOに続く発表となる。

GMOコインは7月25日、ライブ配信アプリ「Palmu(パルム)」を提供するLight(ライト)とIEOによる資金調達に向けた新規暗号資産販売検討に関する覚書締結を発表した。両社は2023年夏にPLMトークンのIEO実施を目指すとしている。

発表によるとLightは、IEOによって調達した資金をもとに、次世代型ライブ配信プラットフォーム構築に向けたプロジェクトを推進し、PLMトークンを活用したweb3型のライブ配信プラットフォーム提供を目指すとのことだ。

なおLightは2020年4月に設立された企業で、株主としてB Dash Ventures、千葉道場ファンド、X Tech Venturesら、数社VCや個人投資家等が出資しているとのことだ。

IEO(Initial Exchange Offering)とはトークンによる資金調達を暗号資産取引所が支援し、具体的には主体となって発行体のトークンを販売するモデルのことだ。国内においてIEOを実施したのは、Hashpalette(ハッシュパレット)によるコインチェックでのパレットトークン(Palette Token/PLT)と、サッカーJ2リーグに加盟する「FC琉球」によるGMOコインでの「FCRコイン(FCR)」となっている。

なお「FCRコイン」発行により「FC琉球」は、総額10億円を調達している。しかしGMOコインにて5月18日より取引開始するも、GMOコインによる投資家への急な販売ルールの変更などで価格がIEO販売価格を大きく下回り、そのルール変更に関してはSNSなどで物議を醸していた経緯がある。

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参考:GMOコイン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/BadBrother

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。