米ジェミナイ、アイルランド初の暗号資産ライセンス取得

ジェミナイがアイルランドでライセンス取得

米暗号資産(仮想通貨)取引所ジェミナイ(Gemini)が、アイルランド中央銀行から暗号資産サービスプロバイダー(VASP)の認可を受けたことが7月19日分かった。これによりジェミナイはアイルランドにて、暗号資産に関するサービス提供が可能となった。

発表によると、アイルランドでVASPとして登録を受けた暗号資産取引所は、ジェミナイが初の事例となるとのこと。

なおジェミナイは今年2月にアイルランド中央銀行から、電子マネー機関(EMI)の承認を得ていたという。

ジェミナイは、キャメロンおよびタイラー・ウィンクルボス(通称:ウィンクルボス兄弟)が2015年に立ち上げた暗号資産取引所。カストディサービスやNFTプラットフォーム「Nifty Gateway」も提供している。

関連ニュース

米コインベース、ジェミナイUSD(GUSD)とボバネットワーク(BOBA)上場へ

米ジェミナイ、コロンビア大手銀行の顧客に暗号資産取引サービス提供へ

ウィンクルボス兄弟のジェミナイ、約460億円調達。評価額は約8100億円へ

ェミナイがホロングローバルと提携、ファイルコイン(FIL)ファンドの執行と保管業務で

バイナンスがスペインで暗号資産ライセンス取得、欧州3例目

参考:Gemini
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/11話題】トランプ大統領がDeFi課税ルールを撤回、金融庁が暗号資産を2類型にする規制提案など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

広告

OKXとStandard Charteredが暗号資産担保プログラム開始、Franklin Templetonが1号ファンドに

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所OKXが、スタンダードチャータード(Standard Chartered)銀行と共同で、暗号資産およびトークン化されたマネーマーケットファンド(MMF)をオフエクスチェンジ(取引所外)の担保として活用できる「担保ミラーリングプログラム(Collateral mirroring programme)」の開始を4月10日に発表した