ポリゴンがディズニーのスタートアップ支援プログラムに選出
イーサリアムのスケーリングソリューション開発のポリゴン(Polygon)が、「ディズニー・アクセラレーター(Disney Accelerator)」に選出されたことが7月13日分かった。
「ディズニー・アクセラレーター」は、ウォルト・ディズニー・カンパニー(Walt Disney Company)が2014年より実施しているスタートアップ支援プログラム。毎年選出される約10社に対し、資金提供の他、ディズニーのトップエグゼクティブらからのメンタリングが提供されている。過去にはディズニーが擁するピクサー、マーベル、ルーカスフィルムらのビジネスリーダーが指導に参加した実績もある。
発表によると今年の「ディズニー・アクセラレーター」では、「没入型体験の未来を構築することに焦点を当てている」とのことで、今回はAR(拡張現実)やNFT、AI(人工知能)などに関するテクノロジー企業が6社選出されている。
同プログラムは今週より開始され、各参加企業はディズニーのシニアリーダーシップチームと専任のエグゼクティブメンターから指導が受けられるという。その後10月に米カルフォルニア州バーバンクのウォルトディズニースタジオの映画スタジオで行われるデモデーにてプログラムは締めくくられるとのことだ。
なおポリゴン以外で今年の「ディズニー・アクセラレーター」に選出されたのは、web3ソーシャルアプリ提供のフリックプレイ(Flickplay)、AIキャラクター作成アプリ提供のインワールド(Inworld)、クリエイターのためのweb3プラットフォーム提供のロッカーバース(Lockerverse)、3Deコマースプラットフォーム提供のオブセス(Obsess)、屋外で動作する特許取得済みのヘッドセットとインターフェイスを作成したAR企業のレッドシックス(Red 6)となっている。
NFTとは
「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。
なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。
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参考:ディズニー
デザイン:一本寿和
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