FTX JPでドージコイン(DOGE)上場へ、国内2例目

FTX JPでDOGE上場へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所FTX Japanが、新たに暗号資産ドージコイン:Dogecoin(DOGE)を取り扱う予定であることが6月30日分かった。

国内においてDOGEが取り扱われるのは、BTCBOXに続き2例目となる。

発表によると7月5日11:00より現物取引とパーペチュアル取引でサポート開始となる。なお現物取引は販売所サービスと取引所サービスが対象だ。

なお「パーペチュアル取引」とは、現物と先物、CFDの特徴を併せ持つデリバティブ取引だ。従来の先物取引では契約時に決済満期日と、その日にいくらで売買するのかを決定するが、パーペチュアルには限月が無く、無期限に建玉を保持することが可能だ。なおレバレッジ設定は2倍までとなっている。

今回ドージコインが取り扱われることによりFTX Japanの取り扱い暗号資産銘柄は全12銘柄となる。現在はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、ソラナ(SOL)、FTXトークン(FTT)、ポルカドット(DOT)、エンジンコイン(ENJ)、オーエムジー(OMG)が取引されている。

ドージコインはインターネット・ミームである「ドージ(Doge)」の柴犬をモチーフとした暗号資産だ。ライトコイン:Litecoin(LTC)のソースコードをベースに作成されたもので、ライトコインと同様の「scrypt(スクリプト)」を利用している。なおドージコインには発行上限がない。

また米EV大手テスラのイーロン・マスク(Elon Musk)CEOが、たびたびTwitterでドージコインについて言及しており、それらの影響から昨年暗号資産の時価総額ランキングで一時、4位にまで上昇した実績もある。

現在のドージコインの時価総額は約1.1兆円でランキングは10位だ(6/30コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:FTX JP
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。