暗号資産投資の不正勧誘で書類送検へ
神奈川県警の複数の警察官が、暗号資産(仮想通貨)の不正勧誘による金融商品取引法違反の疑いで書類送検される方針であることが分かった。複数のメディアが6月30日報じた。
報道によると警察官たちは同期の同僚らに対し、国への登録がないにもかかわらず暗号資産関連事業を名乗る「マイニングエクスプレス」への投資を募っていたとのことだ。
「マイニングエクスプレス」をめぐっては、東京国税局の職員ら10人が詐欺グループとして警視庁に逮捕されている。投資を行うことで個人事業主になるとして、新型コロナウイルス感染症対策による国の「持続化給付金」を不正受給させ、その金を投資名目で預かっていた。実際に集めた資金は投資に利用されたかわかっておらず、ポンジスキームによる詐欺の疑いもある。
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