米コインベースでBOBAとGUSD上場へ
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)で、暗号資産ボバネットワーク:Boba Network(BOBA)とジェミナイUSD:Gemini USD(GUSD)の2銘柄が上場することが6月30日分かった。
発表によるとこれら2銘柄は流動性条件が満たされ次第、「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて、6月30日9時(太平洋標準時)以降に取引開始される予定とのことだ。
取引ペアについては、2銘柄それぞれUSDをサポート後、段階的にUSDTをサポートするとのこと。また取扱いは、米コインベースのサービス対象全地域での対応となっている。なお日本は対象外だ。
コインベースは新規上場の「検討中」および「計画中」暗号資産リストを公開しており、今回上場する2銘柄は同リストに記載がされていた銘柄となる。
またBOBAは、新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付ける「Experimental label(実験的ラベル)」の対象通貨となっている。このラベルは、市場の状況で取引量が増えた場合に削除される。
各暗号資産について
ボバネットワークはイーサリアムの課題である「スケーラビリティ問題」などを解決する為のLayer2ソリューションを提供するプロジェクトだ。OMGファウンデーションのコアコントリビューター(貢献者)である米データプライバシー企業のEnya(エンヤ)によって構築されたブロックチェーン。
BOBAは現在、FTXやフォビグローバル(Huobi Global)、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、ポロニエックス(Poloniex)、 MEXCなどの暗号資産取引所で取り扱われている。現在の時価総額は約93億円となっている(6/30 コインマーケットキャップ調べ)。
GUSDは、暗号資産取引所とカストディサービス運営の米ジェミナイ(Gemini)が発行する、米ドルと1:1の価値でペッグされたステーブルコインだ。
GUSDは現在、ジェミナイやOKXなどの暗号資産取引所で取り扱われている。現在の時価総額は約232億円となっている(6/30 コインマーケットキャップ調べ)。
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