アスター上の分散型取引所「ArthSwap(ARSW)」、「gate. io」上場へ

「ArthSwap(ARSW)」が「gate. io」上場へ

アーススワップ(ArthSwap)のネイティブトークン「ARSW」が、暗号資産取引所「gate.io」に6月28日に上場することが分かった。合わせてアーススワップ自体でも「ARSW」の取引が開始される。

アーススワップは、日本発のブロックチェーン・アスターネットワーク(Astar Network/ASTR)上に今年1月ローンチした分散型取引所(DEX)だ。これまで主に流動性マイニングとIDOによってトークンを配布をしてきた。

なお「gate.io」への上場直前の6月28日17時のTGE(Token Generation Event)にて、「ARSW」が送金が可能な状態となる。そして「gate.io」への上場は同日20時を予定しているとのこと。その後22時にアーススワップへの上場が予定されている(全て日本時間)。

なお今回の上場では、アーススワップにAPRの高いWASTR/ARSWプールが追加される予定とのことで、今後「ARSW」をペアとした他のプールも追加される予定があると発表されている。

またアーススワップは、このタイミングで偽の流動性プールや詐欺が出現する可能性があるため、公式のアナウンスをもとに最新情報を取得するよう呼びかけている。

そしてアーススワップは、上場後の価格維持と安定のために「ARSW」のマーケットメイクを自社で行う予定だと発表している。アーススワップ上での「ARSW」の買い戻しや、中央集権型取引所でのマーケットメイクを予定しているとのことだ。

アーススワップでの上場を、「gate.io」上場と2時間タイミングをずらしたのも、トークンのボラティリティを回避し、より安定的かつ持続的な取引を提供するための戦略だという。アーススワップは大量の「ARSW」の売買にも対応するべく、相当量の初期流動性を提供する予定で、具体的な初期流動性量は上場当日に明らかにすると発表している。

なお今年4月16日に実施されたアーススワップでの「ARSW」のIDO(Initial Dex Offering)では、100万トークンが、1ARSW=0.5ドルで販売され、わずか2分で完売している。

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参考:アーススワップ
images:iStocks/ipopba

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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