「De:Lithe Φ 」がフォビジャパンでIEO実施検討
「遊んで稼ぐ(P2E:Play to Earn)」型ゲーム『De:Lithe Φ (ディライズ ファイ)』のゲーム内トークンが、国内暗号資産(仮想通貨)取引所フォビジャパン(Huobi Japan)でIEO実施検討を開始したことが分かった。なおゲームトークンのIEOは国内初の試みになるとのこと。
『De:Lithe Φ (ディライズ ファイ)』は、東京証券取引所にも上場するenish(エニッシュ)開発の累計777万ダウンロードを誇るモバイルRPG『De:Lithe(ディライズ)』をベースに現在開発を進めているゲームだ。HashPalette(ハッシュパレット)開発のNFTに特化したブロックチェーン「Palette (パレット)」を活用したP2E型ゲームとして、2023年上旬のリリースを目指しているという。
今回同ゲーム内のトークンがIEO実施の検討対象となる。enishとハッシュパレット、フォビジャパンの3社は、6月22日にIEO実施検討について合意したことを発表している。
なおIEO(Initial Exchange Offering)とはトークンによる資金調達を暗号資産取引所が支援し、具体的には主体となって発行体のトークンを販売するモデルのことだ。
ハッシュパレットはは昨年7月1日にコインチェックの「Coincheck IEO」を利用して、国内で初めてIEOを実施してパレットトークン(PLT)を発行した。 ・HashPortはこの実績を基にIEOを目指す事業者に対し、「戦略的パートナー」としてトークンエコノミーの設計、規制対応・法令遵守の助言、IEO実施暗号資産交換業者の選定、新規暗号資産取扱申請関連資料の準備、トークン価値算定ロジックの構築、販売・マーケティングの設計、ブロックチェーン技術の選定などの支援を提供している。
今年4月には、通話コミュニティSNS「Yay!」を運営するナナメウエと同社発行予定の「YAYトークン(仮)」のIEO実現を目的にパートナーシップ契約を締結しており、また今月9日には訪日外国人観光客向けWebマガジン「MATCHA」のweb3特化子会社であるMATCHA NFTと、「Travel to Earn(旅行して稼ぐ)」機能をもつ「MATCHAトークン(仮称)」のIEO実現を目指したパートナーシップ契約を締結している。
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