オープンハウス、ビットコインLNの「Diamond Hands」へ協賛

オープンハウスグループがDiamond Handsへ協賛開始

国内不動産関連会社オープンハウスグループが、ビットコインのライトニングネットワーク(Lightning Network)の開発者・ユーザーコミュニティ「Diamond Hands(ダイヤモンドハンズ)」の研究・活動への協賛とサポートを開始したことが6月16日分かった。

ライトニングネットワークは、ビットコインのブロックチェーン上で1秒あたり数百万回の取引を可能にするためのスケーリング技術のこと。オープンな設計で、取引記録をすぐにブロックチェーン上には移動させず「オフチェーン」で管理することで、瞬時で効率的な価値の移転を実現している。

「ダイヤモンドハンズ」は日本最大のライトニングネットワークのユーザーと開発者のコミュニティで、ユーザーや企業向けにビットコインフルノードやライトニングの重要性、始め方などについて情報発信する他、ライトニング関連のオープンソース開発貢献など、より効率的なビットコインペイメントの実現に向け活動している。

オープンハウスグループは今回の協賛により、社内事業での実装を目指した共同研究の他、「事業会社によるフルノードの運営」、「フルノードを利用した高セキュリティなデータ保管や不動産内でのパーソナルクラウドの構築」、「住宅関連のIOTマイクロペイメントでの活用」、「ルーティングに関する情報収集」、「海外企業のライトニングネットワーク実装に関するレポート、業務提携の模索」に取り組んでいくとのことだ。

同社は今後もこのようなブロックチェーンの活用・研究開発と最新の不動産取引・不動産管理・建築技術・生活関連決済と合わせた利用の他、メタバースなどの技術とクロスしたweb3領域の基礎技術の習得や利用を進めていくとのことだ。

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。