クラーケングローバル、ADX、BIT、CHR、COTI、MV、TLM、TVKの7銘柄上場

クラーケングローバルで7銘柄の暗号資産上場へ

米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)で、新たに暗号資産7銘柄が上場することが6月8日分かった。

今回上場するのは、アンバーアデックス:AmbireAdEx(ADX)、ビットダオ:BitDAO (BIT)、クロミア:Chromia(CHR)、コティ:COTI(COTI)、ゲノキシメタバース:GensoKishi Metaverse(MV)、エイリアンワールド:Alien Worlds(TLM)、テラバーチャコレクト:Terra Virtua Kolect(TVK)の7銘柄。

これら暗号資産の入金は既に開始されており、取引は6月9日14:30(UTC)より開始する予定だ。

対象となるサービスは、クラーケン(販売所)およびクラーケンプロ(取引所)。取引ペアについては、各銘柄に全てに対しUSDとEURが対応している。

また先物取引と証拠金取引についてはサポート対象外となるようだ。なお日本の居住者は取引できないとのこと。

各暗号資産について

AmbireAdExは、出版社と広告主を直接結び、オンライン広告在庫を取引できるデジタル広告マーケットプレイスだ。

現在ADXは、バイナンス(Binance)やフォビグローバル(Huobi Global)、ゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)など多くの暗号資産取引所とユニスワップV2(Uniswap V2)やスシスワップ(SushiSwap)などの分散型取引所(DEX)でも取引が行われている。時価総額については約41億円だ(6/9 コインマーケットキャップ調べ)。

BitDAOは、DeFi(分散型金融)プロジェクトへの資金的支援を目的としたDAO(自律分散型組織)。パートナーにはバイビット(Bybit)やペイパル(PayPal)創業者ピーター・ティール(Peter Thiel)氏、パンテラ(Pantera)、ドラゴンフライ・キャピタル(Dragonfly Capital)、ジャンプ・キャピタル(Jump Capital)、スパルタン(Spartan)などが参加している。 なおERC20規格のBITは、ガバナンストークンとして利用される。

現在BITは、コインベース(Coinbase)やバイビット(Bybit)、FTX、ゲート(Gate.io)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV3(Uniswap V3)やスシスワップ(Sushiswap)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。現在の時価総額は約426億円となっている(6/9 コインマーケットキャップ調べ)。

Chromiaは、リレーショナルデータベースとブロックチェーンを組み合わせたリレーショナル・ブロックチェーン。またDeFiやNFT、ゲームなどの分散型アプリを開発できるプラットフォームである。

現在CHRは、バイナンス(Binance)やFTX、フォビグローバル(Huobi Global)、ゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)などの暗号資産取引所の他、パンケーキスワップV2(PancakeSwap V2)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約181億円となる(6/9 コインマーケットキャップ調べ)。

COTIは、分散型決済ネットワークとステーブルコインを作成するために最適化されたDAG(有向非巡回グラフ)プロトコルのプロジェクトだ。

現在COTIは、バイナンス(Binance)やコインベース(Coinbase)、フォビグローバル(Huobi Global)、ビッサム(Bithumb)、ゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)、オーケーエックス(OKX)、クリプトドットコム(Crypto.com)、MEXCなどの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。時価総額については約188億円となる(6/9 コインマーケットキャップ調べ)。

GensoKishi Metaverseは、「元素騎士Online」の新作として、3DMMO(3D Massively Multiplayer Online)技術で構成されるメタバース仮想空間上にNFTとGameFiの要素を取り込んだサービスだ。

現在MVは、バイビット(Bybit)やゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)、MEXCなどの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。時価総額については約85億円となる(6/9 コインマーケットキャップ調べ)。

Alien Worldsは、ステーキングやマイニングができるNFTメタバースゲーム。クロスチェーンブリッジとして、バイナンス・スマートチェーン(Binance Smart Chain:BSC)、WAXブロックチェーン、イーサリアム(Ethereum)がサポートされている。

現在TLMは、バイナンス(Binance)やFTX、フォビグローバル(Huobi Global)、ゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)などの暗号資産取引所の他、パンケーキスワップ(PancakeSwap)およびV2などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。時価総額については約119億円となる(6/9 コインマーケットキャップ調べ)。

Terra Virtua Kolectは、ブロックチェーン×AR・VRに注力しているNFTマーケットプレイスだ。

現在TVKは、バイナンス(Binance)やゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。時価総額については約41億円となる(6/9 コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:クラーケン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/
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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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