米コインベース、暗号資産上場予定リストに16銘柄追加

コインベースが新規上場リストを更新

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、新規上場を予定している暗号資産のリストを更新したことが6月8日分かった。「検討中」から「計画中」に移行したのは16銘柄。また新たに4銘柄が「検討中」にリストされたとのこと。

発表によると「計画中」に移行した暗号資産16銘柄は、ERC-20トークンのAレフドットアイエム:Aleph.im(ALEPH)、クロノテック:Chrono.tech(TIME)、デックストゥールズ:DEXTools(DEXT)、ドレープ:Drep(DREP)、イラスト:Elastos(ELA)、ホッパートークン:Hopr Token(HOPR)、ロックトリップ:LockTrip(LOC)、マス:MATH (MATH)、モナヴィール:Monavale(MONA)、ミューズ:Muse(MUSE)、ネストプロトコル:Nest Protocol(NEST)、パールスィック:PARSIQ(PRQ)、スタファイ:StaFi(FIS)、セイロ:Sylo(SYLO)、TEフード:TE-Food(TONE)、そしてSPLトークンのメディアネットワーク:Media Network(MEDIA)となっている。

またあらたに「検討中」に追加された暗号資産として、オートマタネットワーク:Automata Network(ATA)、チェーン:Chain(XCN)、デーファイイールドプロトコル:DeFi Yield Protocol (DYP)、マリン:Marlin(POND)の4銘柄が報告されている。

「計画中」の16銘柄は、元々はコインベースが今年4月に公開した「今後新規上場する可能性がある暗号資産50銘柄のリスト」に記載されていた銘柄となる。

「50銘柄のリスト」に掲載されている暗号資産は、2022年第2四半期(4月1日から6月30日まで)に新規上場が検討されている銘柄となっており、現在バイナンスUSD:Binance USD(BUSD)、グリーンサトシトークン: Green Satoshi Token(GST)、ビットダオ:BitDAO(BIT)、コイン98:Coin98(C98)の4銘柄が既に上場している。

なおコインベースは、上場可能性のある暗号資産リストを公開する理由を、透明性の向上の為と説明している。

またコインベースは3月より、上場した新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付ける「Experimental(実験的) label」を導入しており、リストされた銘柄にもこのラベルが付く場合があるという。

関連ニュース

米コインベースが上場検討50銘柄公開、バイナンスBUSDやSTEPNのGSTなど

米コインベース、「BitDAO(BIT)」と「Coin98(C98)」上場へ

米コインベース、ポルカドット試験的ネットワーク「Kusama(KSM)」上場へ

米コインベース、イーサリアムL2「Optimism(OP)」上場へ

米コインベース、暗号資産企業で「フォーチュン500」初選出

参考:Twitter
デザイン:一本寿和
images:iStocks/krblokhin

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【12/18話題】メルカリがイーサリアム保有者に毎月ポイント付与、メタプラネットがビットコイン購入資金調達など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

広告

米財務省、北朝鮮の暗号資産マネーロンダリングネットワークに制裁

米国財務省外国資産管理局(OFAC)が、北朝鮮に送金されたデジタル資産のマネーロンダリングに関わったとして、ルー・フアイン(Lu Huaying)氏とチャン・ジエン(Zhang Jian)氏、およびUAE拠点のグリーン・アルパイン・トレーディング社(Green Alpine Trading)に制裁を科したと12月17日に発表した