米サークル、「Polygon USDC」対応へ

米サークルが「Polygon USDC」対応へ

米ドルステーブルコイン「USDC」を発行するサークル(Circle)が、ポリゴンブロックチェーン基盤の「USDC」の直接的なサポートを開始したことが6月7日に分かった。

サークルの決済及び財務管理プラットフォームがポリゴンUSDCに対応する。ユーザーは直接ポリゴンUSDCを利用できるようになり、ポリゴンUSDCの決済や法定通貨との交換がシームレスにできるようになる。またサークルのAPIを利用する開発者は、法定通貨からポリゴンUSDCへの交換フローをより簡単に自動化できるようになるとのことだ。

なおポリゴンUSDCは、イーサリアム基盤のUSDCが、ポリゴンブリッジ(Polygon Bridge)を介してポリゴンネットワークにブリッジされた際に作成される。

サークルの発表によれば、ポリゴンは5月時点で19,000以上の分散型アプリ(dApps)と270万以上のウォレットをホストしているという。

またサークルは今年2月にソラナ(SOL)を発行するソラナラボ(Solana Labs)とQRコード決済が可能な「ソラナペイ(SolanaPay)をローンチした。「ソラナペイ」の加盟店は、ソラナブロックチェーン上の「USDC」、ソラナのネイティブトークン「SOL」、その他のソラナベースのトークンでの決済受け入れが可能になった。

参考:サークル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Vit_Mar・PerlaStudio・artacet

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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