マジックジョンソン、「NBA Top Shot」パーソナルNFTコレクション

マジックジョンソンがパーソナルNFTコレクション

NBAの元プロバスケットボール選手マジック・ジョンソン(Earvin Magic Johnson)氏が、「NBA Top Shot(NBAトップショット)」で自身初のNFTコレクションをリリースすることが5月23日分かった。

「NBA Top Shot」はブロックチェーン開発企業ダッパーラボ(Dapper Labs)が開発・運営するNFTトレーディングカードゲームである。

今回「NBA Top Shot」は「NBAレジェンド選手の代表試合アンソロジー(Anthology Sets Featuring Iconic Plays From NBA Legends)」と呼ばれるNFTシリーズを新しくリリースし、NBAのレジェンド選手たちの試合ハイライトをコレクションするとのこと。ジョンソン氏はこの新シリーズ初のNBAレジェンド選手としてNFTコレクションを発売するとのことだ。

なお今回リリースされるNFTコレクションは、ジョンソン氏のNBAキャリアにおけるハイライト動画をNFT化したものだ。

第1弾で発売するこのNFTコレクションは全1600パックが販売されるという。そのうち1200パックが優先販売され、400パックが一般発売される。販売価格は1パック各399ドル(約5万円)となっている。

なお優先発売の対象はゲーム内のトップショットスコアが150,000点以上のユーザーになるとのことだ。

第1弾の優先販売は6月7日12:00(太平洋標準時)より、一般販売は6月7日13:00より販売される予定とのこと。また第2弾もすでに販売が決定しているが、発売時期など詳細は現時点で明らかになっていない。 

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

関連ニュース

マンガで解説「NFTとは何?」〜ザ・テクノロジー 2030 より

インスタグラム、NBA Top ShotのDapper LabsおよびNBAと提携か

「NBA Top Shot」のDapper Labs、アメフトの「NFL」と提携か

【独占取材】NFTの次のフェーズはトークングラフ(Dapper Labs NBA Top Shot プロデューサー Benny Giang)

コインベースとNBA、複数年のパートナーシップ締結

参考:Dapper Labs
デザイン:一本寿和
images:iStocks/jacoblund

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【11/15話題】DMM CryptoのSeamoon Protocolが中止、FBIがポリマーケットCEO宅を捜索など(音声ニュース)

DMMのweb3事業「Seamoon Protocol」がプロジェクト中止、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサリアムに展開、FBIが「ポリマーケット」CEO宅を家宅捜索、携帯電話や電子機器を押収、英レボリュート、暗号資産取引プラットフォーム「Revolut X」をEU30カ国に拡大、テザー、幅広い資産のトークン化プラットフォーム「Hadron by Tether」提供開始、コインベースがユートピアラボ買収、「Coinbase Wallet」のオンチェーン決済機能拡充へ、イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ、イーサリアム研究者、コンセンサス層の再設計で「Beam Chain」提案

広告