Webブラウザ「Brave」のウォレット、ソラナ(SOL)に対応

Brave Walletがソラナに対応

プライバシー保護に焦点を当てた次世代分散型Webブラウザ「ブレイブ(Brave)」が提供するウォレット「Brave Wallet」が、ソラナ(Solana/SOL)ブロックチェーンに対応したことが5月24日分かった。

今回「ブレイブ」の新バージョン「1.39 desktop」に更新したデスクトップ版の「Brave Wallet」が対象だ。なおブレイブは昨年11月、今年前半にデスクトップ版およびモバイル版のブラウザにソラナのウォレット機能を導入することを発表していたが、今回デスクトップ版にのみ対応した形となる。

今回の対応でユーザーはウォレットで暗号資産ソラナ:Solana(SOL:ソル)及びSPLトークンを送信、受信、保管できるようになった。またブレイブのネイティブトークン「BAT(ベーシックアテンショントークン)」のソラナ対応も行ったようで、BATをソラナのトークン規格SPLとしてソラナブロックチェーンへブリッジし、BATをソラナエコシステムで利用可能になったとのことだ。

また今回のソラナ対応に併せ、ノンカストディアル型ペイメントプラットフォーム「ランプ(Ramp)」と、ソラナブロックチェーン最大のNFTマーケットプレイス「マジックエデン(Magic Eden)」との提携を発表した。

「ランプ」を介することで「Brave Wallet」から暗号資産を法定通貨で直接購入できるようになったという。なお編集部が確認したところ日本円についてはサポート対象外となるようだ。

また「マジックエデン」との提携によりBAT保有者は、「Brave Wallet」や「ファントム(Phantom)」などのソラナ対応ウォレットを通して、マジックエデン上のNFTを購入できるようになるとのこと。今後数週間以内に、その機能が提供される予定とのことだ。

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参考:ブレイブ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/royyimzy・dalebor

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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