フットサルFリーグ「名古屋オーシャンズ」、FiNANCiEでトークン発行

名古屋オーシャンズがFiNANCiEでトークン発行

次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」で、フットサルのFリーグ所属「名古屋オーシャンズ」がトークン発行と販売を開始したことが5月18日分かった。なお先日16日にも同リーグ所属の「ボルクバレット北九州」がFiNANCiEでトークンを発行開始している。

「名古屋オーシャンズ」は愛知県名古屋市を本拠地とするプロフットサルチームで、Fリーグ元年の2007-2008シーズンからリーグ9連覇を達成。2021-2022シーズンにはリーグ5連覇となる14度目の優勝を達成している。また日本チャンピオンとして参加するアジアフットサルクラブ最高峰の「アジアフットサルクラブ選手権」では最多の4回優勝した実績を持つ。

今回「FiNANCiE」上で発行されるトークンは「オーシャンズトークン」として販売されるとのこと。トークンを通じて、マスコットプロジェクトなどファン・サポーターがクラブ運営の一部に参加できる新たなコミュニティ運営を行うのが目的だ。

「オーシャンズトークン」の購入者は特典として、「名古屋オーシャンズ」運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。

現在発表されている投票企画案として、「マスコットキャラクターのデザインを決める投票」や「マスコットキャラクターの名前を決める投票」や「選手のキャッチフレーズを決める投票」がある。また抽選特典案としては「マスコット/推し選手との写真撮影会参加権」や「推し選手との2ショットポスタープレゼント」や「選手とのお食事会イベント参加権」がある。

トークンの初回販売期間は5月18日11時から7月1日21時の予定となっている。

なお「オーシャンズトークン」の販売メニューは全7種類が用意されており、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。

販売最高額となる10口限定100,000ptのメニューでは、100,000pt分の「オーシャンズトークン」付与に加え、「投票企画 / 抽選特典への参加」、「初期サポーター記念コレクション」、「新マスコットが着用するTシャツに会社名や商品名の掲出権(法人)」がある。FiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。

「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みについて、「名古屋オーシャンズ」代表取締役/GMの櫻井嘉人氏より以下のコメントを得た。

この度、名古屋オーシャンズは、フィナンシェ様でクラブを象徴するトークンを発行させていただくこととなりました。

アジアナンバーワンのフットサルクラブであると自負しており、「強いクラブ」であることは、認知されていることだと思っております。しかしながら、地域に愛され象徴となる存在にはまだなれていないと感じることもあり、今回のプロジェクトを通して「強いクラブ」から「強く愛されるクラブ」を目指し、ファン・サポーターの皆様と共に、「世界一のフットサルクラブ」となれるように、盛り上げていければと思います。是非よろしくお願いいたします

関連ニュース

フットサルFリーグ「ボルクバレット北九州」、FiNANCiEでトークン発行

湘南ベルマーレ、FiNANCiEで3回目のクラブトークン発行開始

東海社会人リーグ1部「FC刈谷」、FiNANCiEでトークン発行

FiNANCiEってどんなサービス?(月刊フィナンシェ 2022年2月号)

エンタメDAO「SUPER SAPIENSS」の共創コミュニティとは?(月刊フィナンシェ 2022年5月号)

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

広告