クラーケン、UAEアブダビで取引所運営ライセンス取得

クラーケンがアブダビでライセンス取得

UAE(アラブ首長国連邦)の首都アブダビにある国際金融センター「アブダビ・グローバル・マーケット(Abu Dhabi Global Market:ADGM)」が、金融自由区域で規制対象となる暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するためのライセンスを、クラーケングループに付与したことを4月25日発表した。

クラーケンMENA(中東・北アフリカ)は、規制下におけるUAEの法定通貨ディルハム(AED)での資金調達、取引、カストディサービスを通じて、暗号資産へのアクセス提供を目指している。

ADMGは2018年に暗号資産規制の枠組みを導入し、それ以来、地元・地域・国際企業の暗号資産活動の主要なグローバルハブおよびビジネスプラットフォームとしての地位を確立している。

UAEの主要なビジネスハブであるドバイも、3月にデジタル資産を管理する初の法律を発行し、この分野を監督する仮想資産規制局(VARA)を設立した。

2011年に設立されたクラーケングループは、60カ国で900万人以上の顧客にサービスを提供している。

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※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
Abu Dhabi licences Kraken to operate crypto exchange
Reporting by Saeed Azhar, Editing by Louise Heavens
翻訳:大津賀新也(あたらしい経済)
images:Reuters

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。