米コインベース、ROSE上場へ
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)で、暗号資産オアシスネットワーク:Oasis Network(ROSE:ローズ)が上場することが4月26日分かった。
また同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:旧Coinbase Pro)」でもROSEの取り扱いを開始するとのこと。
なおコインベースでの新規銘柄の上場発表は、3月24日のミナ:Mina (MINA:ミナ)とクリプトリウム:Crypterium(CRPT)の2銘柄上場以来となる。
発表によるとROSEの「Coinbase.com」での取引開始は、4月26日9:00(太平洋標準時)以降の予定となっている。また「コインベース・エクスチェンジ」でも流動性条件が満たされ次第、同日時以降で取引開始される予定とのことだ。
ROSEの取り扱いは、米コインベースのサービス対象全地域で対応するとのこと。なお日本は対象外となる。
取引ペアについては、ROSE-USD、ROSE-USDTとなるとのこと。
オアシスネットワークは、プライバシーに重点を置いたLayer1のブロックチェーン。コンセンサスアルゴリズムにはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用している。特徴としてはコンピューティングとコンセンサスの処理を、コンセンサスレイヤー(承認)とパラタイムレイヤー(実行)の2つに分離することで、スケーラビリティと汎用性を向上させているとのことだ。
現在ROSEは、バイナンス(Binance)やゲート(Gate.io)、クーコイン(KuCoin)などの暗号資産取引所で取り扱われている。現在の時価総額は約1,066億円となる(4/26 コインマーケットキャップ調べ)。
コインベースは今月12日、今後新規上場する可能性がある暗号資産50銘柄のリストを公開している。しかしROSEについては同リストには記載のない銘柄だった。
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参考:Twitter
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