オーケーコイン、NFTマーケットプレイス立ち上げへ

オーケーコインがNFTマーケットプレイス立ち上げへ

米国を拠点にグローバルに展開する暗号資産(仮想通貨)取引所オーケーコイン(Okcoin)が、 独自のNFTマーケットプレイスの立ち上げを計画していることが4月19日分かった。

ローンチに向け、ウェイティングリストの登録が開始されている。

なお「オーケーコインNFT(OKcoin NFT)は今年後半にローンチ予定とのことだが、詳細な日程については現時点で明らかになってない。

発表によると「オーケーコインNFT」では、NFTの取引手数料は無料で提供されるという。ただしユーザーはガス代のみを支払う必要があるとのことだ。

またNFT創作者の作品が2次購入される際のロイヤリティは制限しないとのこと。

ユーザーはメタマスク(Metamask)などのモバイルおよびブラウザベースのウォレットを使用してNFTを購入・売買することができるという。

決済方法については、暗号資産以外にも法定通貨の使用が可能になる予定とのこと。

また「オーケーコインNFT」の対応ブロックチェーンについては、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、バイナンス(Binance)、 OKチェーン(OKChain)がサポートされる予定とのことだ。

さらに「オーケーコインNFT」のローンチ特典としては、オーケーコイン独自のNFTシリーズのリリースし、そのNFTの保有者には無料でトークンやNFT、体験などが提供されるとのこと。

「オーケーコインNFT」では「BoredApeYachtClub(BAYC)」、「World of Women(女性の世界)」などの有名NFTコレクションのリリースも予定されており、またオーケーコインのブランド顧問であるランディ・ザッカーバーグ(Randi Zuckerberg)氏および同氏が今年2月創立したWeb3世界の創作者を支援するサイトのHUGと提携して、女性やマイノリティが主導するNFTプロジェクトについても展示する計画があると発表されている。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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参考:オーケーコイン
デザイン:一本寿和
images:iStock/Андрей-Стрелков・noLimit46

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

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