バイナンスUS、プエルトリコで金融ライセンス取得

プエルトリコで金融商品取引業ライセンス取得

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の米国拠点バイナンスUS(Binance US)が、プエルトリコ(アメリカ合衆国プエルト・リコ自治連邦区)の金融機関委員会から金融商品取引業ライセンスを取得したことが4月19日分かった。

このライセンス取得は、米国ウェストバージニア州、コネチカット州、ワイオミング州に続き4つ目の管轄区域になるとのことだ。またバイナンスUSは、金融商品取引業ライセンスとパートナーライセンスを通じて、現在米国における45の州と7つの地域で運営されており、90以上のトークンリストを業界最低額で提供していると発表で述べている。

バイナンスUSのCEOブライアン・シュローダー(Brian Shroder)氏は、「暗号資産の購入や取引、獲得において米国を拠点とし、私たちの目標は50の州と地域の全てで最もコンプライアンスが高く、顧客本位の取引所を提供することです」と発表にて説明している。

バイナンスUSは今月18日、タイ最大の独立系発電企業ガルフエナジーデベロップメント(Gulf Energy Development)から、シリーズシードの優先株式で資金調達を実施したばかりで、今回の金融商品取引業ライセンスは資金調達後に取得したとのこと。

関連ニュース

バイナンスUS、タイ最大の電力大手から資金調達

バイナンスがタイ市場参入へ、暗号資産取引所設立に向け現地電力大手子会社と提携

バイナンスUSが約250億円調達、全米でのサービス展開目指す

バイナンス、仏スタートアップ施設のweb3支援に約140億円投資

バイナンス、UAEアブダビで金融ライセンス取得

参考:バイナンスUS
デザイン:一本寿和
images:iStock/Abscent84・mirza-kadic

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

広告