セールスフォースやシティら、機関投資家向けツール開発Blockdaemonへ出資

セールスフォースやシティら、Blockdaemonへ出資

機関投資家向けブロックチェーンインフラ企業ブロックデーモン(Blockdaemon)が、新たにシティーベンチャーズ(Citi Ventures)、セールスフォースベンチャーズ(Salesforce Ventures)、テルストラベンチャーズ(Telstra Ventures)、インヴィクタグロース(Invicta Growth)から投資を受けたことを4月14日に発表した。なお出資額は明らかになっていない。

今年の1月にブロックデーモンは、シリーズCラウンドで2億700万ドル(262億円)を調達した。その際、同社の評価額は32億5000万ドル(約4100億円)となった。

また現在ブロックデーモンは、25以上のPoS(プルーフ・オブ・ステーク)のブロックチェーンを含む50以上のブロックチェーンをサポートしており、NFTに関するAPI機能を追加している。そして同社は機関投資家向けイーサリアムステーキングソリューションも開発中だ。

ブロックデーモンのCEO兼創設者のコンスタンティン・リヒター(Konstantin Richter)氏は、次のようにコメントしている。

「ブロックデーモンは安定的で安全なブロックチェーンインフラストラクチャを通じて、世界中の金融機関が暗号資産エコシステムに関与できるようにするため、世界で最もエリートな投資家たちが信頼を置いています。今回、Citi、Salesforce、Telstra、Invictaを世界トップクラスの金融機関・投資家を迎えることができて光栄です」

参考:Blockdaemon
デザイン:一本寿和
images:iStocks/BadBrother

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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