ピコ太郎、Zombie Zoo Keeperとコラボで初NFT販売へ

ピコ太郎がZombie Zoo KeeperとNFT販売へ

古坂大魔王がプロデュースするシンガーソングライターのピコ太郎が、9歳の日本人少年NFTアーティストZombie Zoo Keeper(ゾンビ・ズー・キーパー)とコラボして、NFTを販売することが4月10日分かった。

Zombie Zoo Keeperは、「2021 Forbes JAPAN 100」に選出されたアーティスト。昨年の夏休みに自由研究としてピクセルアートをiPadで制作しNFTマーケットプレイスのオープンシー(Opensea)で販売したところ、1点20ドル程度で出品された21点の作品が海外コレクターなどに購入され完売。また昨年9月には二次流通時に4ETH(当時の価格で約170万円)で取引されたことでも話題になった。

今回ピコ太郎はZombie Zoo Keeperと共にミュージックビデオ(MV)を制作し、そこから切り取った1000点のミュージック・ビデオ・フレームを「PikoZoo NFT」として販売するようだ。

この「PikoZoo NFT」はNFTプラットフォーム「OP3N」にて0.08ETHで販売される予定とのこと。NFTの販売およびミント(鋳造/発行)日時については、現在未定とのこと。

なお1000点のうち、50点のNFTについてはコラボ・ギフト・チームメンバー用に確保されるという。

また「PikoZoo NFT」を購入することで、「OP3N」のNFT専用コンテンツとコミュニティーにアクセスできる他、購入したNFTによっては、サイン入りギフトのプレゼントや舞台裏を紹介するコンテンツなどが得られるチャンスがあるようだ。

なお「PikoZoo NFT」チームのメンバーには、Zombie Zoo Keeperの母親でアーティストの草野絵美氏とYouTuberで歌手の中国系オーストラリア人Wengie(ウェンジー)が参加している。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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参考:PikoZoo NFT
デザイン:一本寿和

images:iStocks/The7Dew

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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