英インプロバブル約185億円調達、メタバース基盤構築に向け

英国インプロバブルが約190億円調達

VR開発企業の英インプロバブル(Improbable)が、Web3メタバースのネットワーク基盤構築に向け約185億円(1.5億ドル)を資金調達したことが4月8日分かった。

インプロバブルは、60社以上のグローバルパブリッシャーに、オンラインマルチゲームの開発ツールサービスを提供する企業だ。またイギリス軍が軍事練習として使用している大規模シミュレーションプラットフォームを通じて、英国政府の防衛ミッションをサポートしているという。

調達資金は、インプロバブルのモーフィアス(Morpheus)技術を利用した、相互運用可能なWeb3メタバースネットワーク「M²(MSquared)」の開発に活用していくとのことだ。

今回の資金調達は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2(SoftBank Vision Fund 2)とアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)主導の元、ミラナ(Mirana)、デジタル・カレンシー・グループ(Digital Currency Group)、CMT・デジタル(CMT Digital)、SIG、イーサリアル・ベンチャーズ(Ethereal Ventures)が参加したという。

ソフトバンク・ビジョン・ファンド2はこれまで、暗号資産取引所FTXなどを運営するFTXトレーディングや、暗号資産マネーロンダリング対策ソリューション提供のエリプティック(Elliptic)、NFTを利用したファンタジーフットボールゲーム提供のソーレア(Sorare)、フィンテック企業レボリュート(Revolut)などに投資している。

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参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/LuckyStep48・ChrisGorgio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。